【A】7/11&12登場分(1報ずつ)

7/11

Impact of granular inclusions on the phase behavior of colloidal gels
https://arxiv.org/abs/2207.03864

コロイドゲルの相挙動に対して粉体粒子の与える影響について数値計算

コロイド粒子よりも大きな粉体粒子を加えた際の分散系の挙動を調べている。
粉体粒子の印加による、自由体積の減少によりゲル化が促進されるとのこと。
粉体粒子がない状態のゲルの平均的な空隙サイズが、粉体粒子を加えた際の挙動を決めているというのはリーズナブルだと思った。


7/12

Wavelet Conditional Renormalization Group
https://arxiv.org/abs/2207.04941

物理場や粒子配置のデータセットから有効ハミルトニアンを推定する手法の提案

データの粗視化を行い、異なるスケール間の相互作用も考慮した推定を行うらしい
そして、得られた有効モデルから、新しいサンプルの生成もできるとのこと。
臨界減速を上手く避けられる手法になっているそう。
異なるスケール間の相互作用も取り込んでいるようなので、計算が大変そうだがまだそのあたりが掴めていない。
読みこなすのは大変そうだが、時間をとってしっかり読みたい。