【A】4/8登場分

[2204.03018] From a microscopic inertial active matter model to the Schrödinger equation

慣性付きのactive brownian particleについての場の理論的モデルを作ったという論文

ミクロな運動方程式から出発して、慣性付きのABPの連続体モデルを作っている。
最後のほうでは量子力学との対応とかにも言及しているよう。



[2204.03060] Multiparticle Collision Dynamics for Ferrofluids

強磁性流体の新しいメソスケールモデルの提案

磁性粒子を分散させたコロイド分散系である強磁性流体の数値計算モデルに熱揺らぎの効果を入れるように拡張している。
そのために強磁性流体を粒子に離散化しているよう。



[2204.03086] Statistical physics of frictional grains: some simple applications of Edwards statistics


エドワードアンサンブルの初歩を簡単に解説している入門レビュー

粉体の統計力学の枠組みの一つであるエドワードアンサンブルについて解説している。
Review of modern physicsのレビュー(https://journals.aps.org/rmp/abstract/10.1103/RevModPhys.90.015006)
は途中で挫折したけど、こっちは短くまとまっていそうだし読めるかな。。。
最後には演習問題みたいな形で学生用の数値計算プロジェクトが載っているので、授業の資料とかなのかもしれない。