【A&P】4/7登場分など(4報)

【P】はpublish済み論文のこと

 

 

[2204.02909] A Short Tutorial on Mean-Field Spin Glass Techniques for Non-Physicists

機械学習界隈の超有名人によるレプリカ対称性の破れ周りのテクニークについての解説.

数学寄りの書き方で数学っぽい言葉で色々語られているっぽい.

目次をぱらぱら見ると主成分分析とかベイズ最適化,最尤推定とかそういうものとの数理的構造のアナロジーが議論されているのかな?という感じ.

ちょっと数学の言葉をしっかり勉強しないと読めなさそうな箇所もあるがしっかり読んでみたい一報.

 

https://journals.aps.org/rmp/abstract/10.1103/RevModPhys.94.015007

しっかり読んでみたい一報といえば少し前にReview of Modern Physicsに出版されたこのレビューも読んでみたい(このリンクはなぜかタイトル表示できない).

Power functional theoryというものについてのreview.

密度汎関数理論の非平衡版みたいな感じ?おもしろそうやし気になる.

 

[2204.02795] Scaling theory for the statistics of slip at frictional interfaces

Lin, Lerner, Rosso and Wyartの2014年のPNASの摩擦ありinterface版か?

Linらの論文大ファンとしては見逃せない一報や.

個人的には摩擦は怖くて手が出せていないけど気になる一大テーマdesu.

いろんな結果を見るとDahmenらとは別アプローチでRunaway events的な結論に至っている?

摩擦有り系特有な話なのか?

 

[2204.02936] Dependence of the glass transition and jamming densities on spatial dimension

好きな著者たちの論文やしタイトルも気になるし見るしかない論文.

pdf読み込み終わって2ページ目までスクロールしたら圧倒的ボリュームのFig.1が目に飛び込んできて笑ってしまった.

3-8次元でhard sphere limitでの理想ガラス転移点とおぼしき点(Berthier Witten 2009 EPL)とJamming点とおぼしき点を見積もっている.

4次元以上ではガラス転移点がジャミング転移点より大きくなるらしい.レプリカ理論の一般的な理解と逆...?

Mangeat and Zamponi 2016 PREの理論と整合的らいい???