【A】6/8登場分(4報)
タイトルの通りのことをMDで調べている.
六方格子状に並べた同一粒子を斜面上に配置し,少しずつランダムに球を取り除いていくという実験プロトコル.
ごく限られた角度の範囲では平均contact数がMaxwell criterionを満たすようになるときに系が不安定化するらしい.
[2206.03202] Creep failure of amorphous solids under tensile stress
物質を一定の力で引っ張り続けたときにいつ破断が観察されるか?という問題は光学的応用の観点からも重要だが温度・システムサイズ・印加する力の強さ・ミクロな相互作用など多くの要因に複雑に依存するため予測が難しい.
さらに,上記の様々な要因をすべてfixして特定の系に注目しても破断が観察される時間はある分布に従った乱数となる.
つまり原理的にバシッと値を定量的に予測することは(おそらく)不可能.
この論文では異なる条件下で観察される分布がscaling collapseできるということを議論している.
特にMD計算によって異なる力を印加した際の分布がかなり単純な平均値によるscalingだけできれいにcollapseすることを示している(現象論的な説明もある;数値計算ではシステムサイズも変えているっぽい?).
negative mobilityという概念があるらしい.
非線形性と非平衡性両方が効いてくるときにだけ現れてもいいということか?
現実にも観察できるのか?
[2206.02806] Quantum Neural Network Classifiers: A Tutorial
量子ニューラルネットワークについてのチュートリアルか?